空間デザイン

SENSUOUSでは感性に訴える空間の創造を目指して、他社とはちょっと違ったアプローチで空間をデザインします。

 私たちが考える感性に訴える空間とは、「視覚以外の感覚にあえてフォーカスし、その感覚を徹底的に刺激する空間」です。

 人間の知覚の割合は視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%と言われています。

 視覚を刺激する情報が優先される社会となっていますが、大自然の中で感じられるような全身で空気を感じるような体験をするには、視覚以外の感覚を刺激する仕組みを空間に取り入れることが大切だと思っています。

匂いを付け足したり、音楽を流したりといった付加的なものではなく、使用する素材や形状を工夫し、音の拡散性や調湿性、空気の流れ、温度分布などを最適化します。

 そのアプローチは直感的なものではなく、これまでの研究結果※1を考慮したコンピューターシミュレーションによって導き出されます。

 全ての性能を満たすことは不可能なので、その建物のコンセプトや使われ方によって、何に特化すべきか慎重に検討します。

 これまでの常識にとらわれない、技術と感性が融合した空間をデザインします。

※1 書籍や論文から得られる知見だけでなく、東京大学のネットワークを用いて専門家からアドバイスを受けながらデザインを進めていきます。

1⃣戸建て住宅

 適切な構造の選択、BIMを用いた徹底的なコスト管理で最大限のコストパフォーマンスを引き出します。
 人間工学に基づいた快適な住環境を実現し、(音、温熱、空調負荷軽減など)
地域の歴史から紐解いた景観と調和するデザインを導き出します。
 徹底的なヒアリングによる最適なライフスタイルの提案もさせていただきます。

2⃣集合住宅

 音楽家のためのマンションや、ペットとの快適な生活を実現するマンションなど、他社と差別化できる集合住宅をコンセプトから提案させていただきます。
 デザインの初期段階で、敷地近隣の世帯年収、需要の多いライフスタイルなど徹底的に調査し銀行が納得する収支計画を立てます。
 BIMによる詳細な設計3Dモデルから、正確な躯体量、仕上面積などを算出し、坪単価といったどんぶり勘定ではなく、正確な建設コスト予測で施工会社と建設費を交渉します。

3⃣クリニック

 年間70棟を手掛けるクリニック専門のデザイン会社とタッグを組み、クリニックに必要とされる最適な動線計画やゾーニングのノウハウを活用しながら、院内感染を防ぐための気流のコントロール、安心して通院できる音環境の実現など、弊社独自の技術を取り入れてデザインします。

4⃣商業オフィスビル

 デザインの初期段階からテナントコンサルタントにヒアリングを重ね、建設エリアで需要の多い業種・貸し面積から全体の構成を考えます。
 スケルトン貸しだとしても付加価値をつけられるよう、中庭や吹抜けをコストバランスを考えながら取り入れて、画一的になりがちな建物に独自性を生み出します。